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【2012.02.22 Wednesday 】 author : スポンサードリンク
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いつから僕は約束を守らない大人になってしまったのだろうね
 田園都市線で二子玉川から二子新地。
多摩川を渡った右側にビルボードのついた
ちょっと古いマンションが建っている。
そこを通るたびに今でも思い出すことがある。
なぜ、あの大人は約束を破ったのだろうかと。

1984年。
アップルはコンピューターマッキントッシュを
発表し、ロサンゼルスではオリンピックが
開催された年である。
前の年には東京ディズニーランドが開園。
翌年は携帯電話の前進である「ショルダーフォン」
が発売、映画「バックトゥザフューチャー」公開。
今思えば色々な「始まり」と「未来」を
感じさせる楽しい時期だった。

夏休み。
僕の住んでいる町を走る目蒲線をはじめとする
東急が初めて「スタンプラリー」を開催した。
今でこそ割と夏休みにそこかしこでスタンプラリーが
行われていて親子がスタンプを押す列に並んでいるのだけれど、
日本各地にあるJRのスタンプ以外でこういった私鉄の各駅に
スタンプを置くのは珍しかった。
スタンプの中身もポケモンとかのキャラクターでなく
旅情溢れる、各駅の名所などのご紹介。



最近のスタンプラリーしか知らない人は驚くかも知れないが
当時は東急世田谷線を除く全ての駅のスタンプを押さなければ
ならなかった。89駅。
これを各駅で一駅づつ押していった。
もちろん1日じゃ終わらない。
単純計算で一駅分の移動とスタンプ押して次の電車待つ時間を15分として
かける89駅。1335分。約22時間30分。
一日8時間ぶっ通したとしても3日。
そう上手い事いけばいいのだが
当時はまだ田園都市線も長津田、中央林間の間が開通したばかりで
朝なんか一時間に一本しか電車が来ないような具合。

夏のクソ暑い中、小学生にして、もはや荒行。
ゆとり教育の「ゆ」の字も予感させない。
山でもなく川でもなく、東急線を駆け回るとは
なんとも都会的かとも思うが
今みたいにエスカレーターのある駅も
ほとんど無かったし、階段の上り下り含め
結構ハードだった。
でもそれはそれでクソ楽しかった。

これだけボリュームのある企画だと
子供だけでなくて大人も楽しめる様で
結構大人の参加者もいたのだが、
小学生の僕はなぜかある中年夫婦と
会話を交わしその日のラリーをともにする事になった。
今でこそ、知らない大人にはついて行ってはいけないと
教育されていそうなもんだが、日本は今よりも
多少平和だったのだろうな。

中年夫婦は自分の住まいを
二子新地駅近くのマンションで、
夏には多摩川の花火が見えて最高だ、
良かったら遊びに来るが良いと言った。
そして旅の想い出としておっさんは
自分の持っていたカメラで
僕らを写し、現像したら送るからと
手帳に住所を書かせた。



しかし、その後、待てど暮らせど
心待ちにしていたあの日の写真は
決して家に届くことは無かった。

あの夫婦は自分から送るからと言っていたくせに
その約束を守らなかった事が理解できなかった。
写真を現像するのも、それを送るのも
大人からしたら造作でもないだろうに。。。って。
それからあのマンションの前を通る度に
送られてこなかった写真を思い出し
ちょっと嫌な気持ちになった。


あれから四半世紀以上経ってしまって
僕もあの頃の夫婦と同じ位の年齢になってしまって。

わかったこと。

大人は日々の忙しさにかまけて
人とした約束を軽んじて破ってしまうことが往々にある。

「今度呑みに行きましょう!」とか
「改めて連絡するわ」とか。

最近すごくそういうの良くないと思ってしまうのだな。
実は写真撮って、送りますって言って、送ってないのもあるのだな。

そうでなくても見せかけだけのやさしさで、
沢山の不誠実を背負い込んでいるのだもの。




きっと誰かに思われているのだろうな。
なぜ、あの大人は約束を破ったのだろうかと。
【2011.10.25 Tuesday 02:03】 author : 長谷川ポエム
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サラットのあやまち
 アンコール遺跡見物。
案内をしてくれた現地ガイド「サラット」の事。

いちおう日本語ガイドなのでこちらの話す言葉は
通じるし、サラットもある程度の日本語で話す。
「ある程度」という表現はサラットの話す日本語に
拙い部分が所々にある為である。
イントネーションも山形弁みたいな訛りがあって
奴が時々ダニエルカールか?!と思ってしまった程だ。

各所各所で足を止めサラットは解説を始めるのだが
その拙い日本語が時々重なり、こんがらがって
聞いている誰もが理解不可能な状態に陥る。
初めは皆頑張ってサラットの解説を理解しようとしていたのだが
半ば面倒くさくなっちゃって、半分聞いていないといった
状況が慢性的に起こっていた。
何よりも話しているサラット自身が話がこんがらがり過ぎると
途中であきらめちゃったりしているのが酷いんだ。
「ヨーロッパ人はこういった遺跡の歴史背景をとても興味持つが、
日本人はあまりそういった事を聞こうとしないで早く進みたがる
帰来がある。」とサラットは言っていたが
それは半分は解説を理解するのが億劫になっているからだと思った。

まぁ、話をあきらめちゃう位なので、その適当さはちょくちょく
垣間見えていて、人には壁面の彫刻等「触っちゃだめ」と言っておきながら
自分ではペタペタ触ってやがる。
たまに突っ込むとヘッヘッヘととりあえず笑ってごまかしたりとか、
修復中で入っちゃだめな所も進んでしまったりとか。
ダニエルカール口調だからなおさら軽く見えるのだよね。
でも、それはそれで変に堅苦しくなく気楽で良いか。

タ・プロームという遺跡を訪れる。


建造物のいたることろにマングローブの木が侵食していて幻想的な風景。
ここは映画「トゥームレイダー」のロケ地でもお馴染みの場所だ。
当然サラットは解説の中でその件に触れたのだが
肝心の映画の主役の名前を
「アンジョリーナ ジェリー」
とやはり適当な感じに間違っていた。
石原裕太郎みたいなそっくりさんにありそうな名前。。。
初めはただ単純に間違って覚えていると思ったのだが
今度は「アンジェリーナ ジュリー」とか
言いやがった!沢田研二か?
もう、きっとこれはニュアンスで覚えてるんだな。。。。。酷い。。。

話は変わるのだが、
たぶんこれはサラットだけでなく、この国だけの事でもないが
日本人相手に「日本のギャグ」みたいの言ってくるんだ。
打ち解ける為の手段のひとつであるのだろうけどさ、
とにかくそれが全くギャグでないのだ。
だって「味の素!」だぜ(笑)
街でもよく味の素、言ってくるんだけどもっと違うのあるだろ?
サラットに他に何か知らないのか?と尋ねると
「そんなの関係ねぇ」とまた微妙に古いフレーズを発した。

以前、隣国のベトナムに行ったときも30メートル歩くごとに
バイクタクシーの客引きが同様の日本のギャグを浴びせてきたのだが
その時も「オッハー!」と完全にチョイスがナウくなかったが
たまーに「カトちゃんぺ!」「ダッフンダ」という
とてもレベルの高いギャグを用いる人間がいるのには
大変心が和んだ。

なのでサラットにもその様な日本のトラディショナルギャグでも
伝授してやろうと思ったが、若者受けも考慮して
ナウいフレーズを教えることにした。

「キミ、カワウィーネー!」

15分後にはもうこればっかり連呼していた。
5分位聞いているとすっかり飽きてしまい
もういいよ、と言いたくなるのだが
教えた僕の責任もあるので
やさしく見守っていた。
でも、しばらくはサラットも
このギャグを持ちネタとして
出会う日本人、日本人に多用するだろうが
きっと煙たがられるだろうに、、、、罪悪感。

そんな適当で暑苦しいサラットとの一日は終わり
別れ際、「俺のホームページがあるから見てけろ?」
とURLを教えてくれた。FBの登録もあるとの事。
僕はお礼にサラットに
「アンジェリーナ ジョリーだからな。」
と教えてやった。


そういや彼とはひとつしか歳が違わなかったんだね。
同年代。頑張れ。



帰国後。
FBにて彼の名前を検索してみる。
同姓同名が数人ヒットする。
プロフィールで本人を判別しようと探ってみたが
プライバシー設定がしてありわからないのと
そもそもプロフィール写真を載せてないんだ。。。
探してみろ、と言ってるくせに、、適当だな。。

もうひとつ。
彼のホームページを覗いてみた。
http://www.tombraidertours.com/
現地のガイドをしますよー、的なページだね。
例の映画のタイトルを冠にしているのだが、
日本語表記を見てみたら。。。。。












トームレイダー

あー、惜しい、こっちもか!!
【2011.09.29 Thursday 02:34】 author : 長谷川ポエム
| タイとかカンボジアとか | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
飛ぶ我が家
 もうね、結構前から気になっていたのだが
武蔵小山のパルムの横の飲み屋街を抜ける途中に
あるの、この絵。



そもそも、この絵が描いてある物件が
もともと何のお店だったのかもその外見からは
とんと、見当も付かず。
しかし、この絵。。。。。

とりあえずは物凄い勢いで飛んでるんだよね。
一番の問題はその飛んでいるのが「畳」な訳で
一畳の畳ならともかく、一家(と思われる)揃って
鎮座ましましている。
パッと見この畳の広さを「4畳半」と思ってしまうが
よーく見ると実は「6畳」。割と広い。
6畳なのに見た目が4畳半に見えるのは
この一家が大きいか、あるいは
畳のサイズが俗にいう「マンションサイズ」的な
ものなのかどっちか?であるのは疑う余地もなし。

畳が飛んでいるのが100歩譲って良いとして。
飛んでいるシチュエーションもやんごとない感じである。
なんか、雷鳴轟く中を進んでいるようにも見える。

でもね、状況はどうあれ、見逃してはならないのが
家族が揃って「笑顔」なのである。
こいつらが笑っているというだけで
一家が幸せだと感じているならそれだけで万事OKだ。

そうか、君らが幸せならそれで良い。
畳の行き先はどこへ行くのかな?
きっとステキな場所に違いない。
それ以上、何も問うまい。



さて。

野暮用で実家へ。
地元をぶらり。
道すがら、かつて友達が住んでいたアパートが目に入る。
昔から全然変わっていないたたずまい。ボロい。。。
昔から変わっていないと感じるということは
昔からボロいという事だな。。。

アパート名が書いてあるプレートが目に入った。
そういや知らなかった。このボロアパート名。



!!
大家はまったく意図して付けたわけではないだろうが、
声に出して読むのをはばかる位
建物とシンクロしている。。。。
そういえばこのアパートも6畳だったな。。。。


!!!
その時まるで雷に打たれたかの様に閃いた。
あの畳一家のことを。
もう彼らの幸せは遠くから見守り、それ以上の事は
思うまいと心に決めたばかりだったのに!
気づいてしまった。。。

そうだ、あの一家は畳に乗って
どこかへ向かおうとしていたんじゃないんだ。
「飛び出していった」のが正解だ。
今までいかんともしがたかった状況、つまり
現代サイズに縮小された狭い我が家に
一家3人細々と暮らしてきた。娘もそろそろ年頃になるが
この家では男も連れ込めない。。。
父親は我が妻、我が子の為に必死に働く。
大好きなキャバクラ通いも断った。
一生懸命生きる者には神様も手を差し伸べる。
仕事は次第に軌道に乗り順調、そしてついに!一家はもう少し大きな家に
引っ越すことが出来たのだ。
間違いない!

という一家の喜びを表現したのがこの一枚、だぜ。
多分な。



あー、良い話じゃないか。
【2011.08.31 Wednesday 02:19】 author : 長谷川ポエム
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本棚より
 久々にひとつの本棚をひっくり返した。
不要な本をブックオフに売る為、とかではなくて
ただ、その本棚にどんな本があったか確認し
わかりやすいように並べ替えるのを
年に一度、気が向いたときになるのだ。
わかりやすく言えば「最適化」みたいなもんだ。
そもそも捨てられないタチ、断捨離とか、無理。。。

毎度本棚をひっくり返す度に
いちいち「あ、こんな本あったんだ。」
と手が止まってしまい、しばし読書をしてしまう。
まぁ、それも楽しみの一つだ。

今回もすっかり記憶から薄れていた本とか
これはある意味貴重だ、と思って寄り道を
してしまったアイテムについて
ちょろっと紹介してみようかと思った次第。

 峩耳アワー辞典」

おなじみタモリ倶楽部の1コーナーにて
採用された空耳のデータを余す所無く
データ化している、資料本。
「どのアーティストの、どのアルバムのどの曲で、
何分何秒で、何て言っているか。」
が番組開始から12年分ほぼ完璧に記載されている。
当時僕が買ったこいつが12年ものであるが、
今手に入りうるものは17年分記載されていらしい。
一般書店にはほぼ間違いなく販売されていない。
中野タコシェあたりだとあるか、と。
あとはこの作者の方がコミケでも販売している模様。
簡単に言えば、同人誌なのです。これは。
通販も行っているようです。気になる方は是非。
http://www.ztv.ne.jp/kawarada/SoraMimi.html
実は昔、この本買った時だから6年間位に
これは売りたい!と思い、作者本人に連絡をして
売らせてもらっていたのだが、上場企業が何売っとんねん!と
タモリ倶楽部の番組制作会社から刺されて販売停止。
今、思い返すと同人誌売るのはコンプラ的にアウトだったのか?
ネタとして貴重な本なので売り続けたかったな。
ちなみに「タモリコーナー」で売ってました。

◆屬泙鵑はじめて物語ムック:団地」

むかーしやっていたTBS放映の「まんがはじめて物語 」
の放映がテーマごとに冊子になったもの。当時300円。
番組自体、毎回テーマに添ってその起源を追うのであるが、
これは「団地」がテーマなのである。
団地の発祥は9000年前の原始時代の穴居住宅だ、と
言い放っている強弁的な内容で笑える。
そして〆は当時隆盛した「団地」で終わるのだが
番組放映当時から四半世紀経った今、
そのニュータウンも高齢化と過疎化が
進んでいるという現実を思うと複雑な気分。
団地以外にも「スカート」ってものあったが
その起源はやはり原始時代のあんな感じ、と
適当な事を言い放つのが子供だましだ。
他にも「さつまいも」「年越し」が興味をそそるテーマ。
そんな訳ないだろ!(笑)と突っ込みを
楽しむためには読む価値あり。

「戦争のつくりかた」

普通の平和な生活が
如何にして戦争国家へと
誘導されていくか?
絵本的な形式で書かれている。
いつも読むたび「怖いな」と考えるのだが
これが戦争でなくてもいつの間にか
国民の知らぬ間に
国の都合の良いように変えられる事が
割とさらっと行われるなと僕は思っている。
例えば高速料金の1000円上限の
突然の終了(厳密には直接国で無いかも知れないが)
増税、法律の改正。
国民が国に任せきらずにピリッとしていなければ
簡単に国の方向性なんて曲げられてしまう。
この本は子供に語りかける様な書き方を
しているが、決してそうではない。
平和ボケした我々日本人にはこの位
目線を下げたメッセージで無いと
伝わらないのである。
世の中的なレビューは「偏った内容」との
批判もあるがボケボケした我々が「おかしくなっていく」
過程を知る為には大いに有益な内容だと思う。
こうなったら、ヤバイぜ、とね。
ここに掲載したのは自費出版なのだが
現在は単行本化されてアマゾンでも買えます。

ぁ屬しゃれなお好み焼き」

約25年前の本だが
まさかお好み焼きのムック本が
こんなに愛に溢れた表紙だなんて!と
もんどりうってしまうのは僕だけで無いはず。
内容もいささかおしゃれさを意識、
笑っていいとも!のいいとも青年隊よろしく、
「お好み青年隊」なる 爽やかな男子三人組が
巻頭で登場はしているが
基本は普通のお好み焼き特集。
お好み焼きですら「ナウい」という強引な扇動は
バブルの匂いを感じさせる。
もう完全に「ジャケ買い」アイテムである。

ァ屮謄ぅ肇爛札鵑離ぅ鵐妊ーズリスト90年7月8月」

今の新宿紀伊国屋の中にある60年以上やっている
老舗の音楽ソフト販売店テイトムセン
(現在はミュージックテイトに名称変更)が出していた
手作り感満載のフリーペーパー。
本ではないが、20年後に見返すとなかなか感慨深いものが
あるので共有したかった。
タワレコのbounceは一冊も無いが
この手作りの冊子が未だに本棚に差してあるのも奇跡である。
世の中的にはインディーズもレコードよりCDでの
発売が上回ってきて、僕の敬愛したナゴムレコードも
終焉を向かっている中、
テイトムセンは毎月国内インディーズ情報を
提供してくれた貴重な販売店でだった。
当時は中学生だったので本当はもっといい店があったのを
知らなかっただけかも知れないがあとは池袋の五番街やディスクユニオン、
六本木のWAVEが最後のナゴムファンとしての行動パターン。
当のリストに関しては、わからない人が聞いても
まったく理解不能だと思うので興味ある人方には
こっそりお見せする、という事で割愛するが、
わかりやすい所だと。
・90年8月のインディーズチャート1位は
「エックス/ヴァニシングビジョン」
あのエックスのファーストアルバムのCD化
 2位がスカパラのLP。
8位にスチャダラパーがいて
注目は37位に本木雅弘のソロアルバムがチャートイン。
気になる。。。。
・チャートにはまったくかからずだが
「スピッツ/ヒバリのこころ」
今だとプレミアがついて5万位するのが
当時はリストの片隅にちょこんとしていた。
僕もスピッツ良いなと初めて思ったのは
この2年後だったので当然買える余地も無しだ。


筆の向くままに徒然に書いたので
いささか乱暴な内容だが
本棚をひっくり返すのは
なかなかステキなもんだ、と
啓蒙も含めて、ね。

そのうち、またひっくり返すから。
【2011.08.21 Sunday 01:36】 author : 長谷川ポエム
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猫の行方
 子供の頃、猫を飼っていた時期があった。
よくある話で、誰も飼い主のいなかった仔猫を
拾ってきてそのまま家族にしてしまった感じ。
ポンという名前の仔だった。

表の玄関横のカラーボックに寝ぐらをこさえて
家族の一員として一緒に暮らしていた、
メス猫だったので一度去勢のため入院させたりした事もあったので
3、4年は居ただろうか、、、そのあたり曖昧。
曖昧になっているにのには理由があって、
実はポンを最期まで看取ってあげていないのだ。

最期まで看取っていないのも、ちょっとおかしな流れで、
まるで恋愛の結末みたいなお話だが「フェードアウト」してしまったからなのである。
猫を飼っている皆さんにはおそらくフェードアウトなんて経験をされた方はほとんどいないだろうな。
ま、そのまんまなのだが、ちょっとずつ離れて行ってしまった訳だ。

ずーっと、我が家で暮らして居たポンがある日、自分の寝ぐらに戻らない事あった。
流石に最初は何かあったのか?心配をしたが、その時は翌日にはキチンと
定位置に戻っていたので猫特有にの気まぐれだろうとスルーしていた。
その後、ポンは無断外泊を何度か繰り返し、
やがて頻度は期間へと変わっていった。
一週間帰らない事は普通となった。

それまで毎日我が家で与えられていたご飯はどうしているのだ?
少しずつ外泊に慣らされていったので、
それでもそんな認識位でしか無く、夜、僕が帰宅すると
家の横の茂みからポンの首輪に付いた鈴の音が聞こえてきた時には
「今日は帰ってきたのだな」
と思った感じである。

最初に「恋愛みたいだ」と書いてみたが、
確かにあの頃ポンがどうして居たのかと冷静に考えると、
どっかの別の誰かの所でゴロニャンと
浮気をしていたってストーリーも
充分考えられる話である。
その可能性として、ポンの留守はさらにエスカレートして
ついに半年の期間戻らない、を達成したのだ。
はっきり言ってもう完全に帰ってこないものだと
思っていたら、ある晩、あの鈴の音を
鳴らして突然帰ってきた。

そして、半年ぶりに帰ってきたポンは久々の猫まんまを平らげ、
次の日、当たり前の様に居なくなり、
その後とうとうポンが戻る事はなかった。。。

そんなどこかの誰かの幸せに包まれているかも知れない説。
20年経って、こんなに切なくなるとは思わなんだ。
完全に寝取られたな!

猫は死に際を人にみせない、というので
もしや、そういう事か?と永年そう考えていたが
逆にポンが何処かで幸せに暮らしていたならば
それはそれで良かったのかもしれないな。。
うん、いつも足に纏わり付いていた想い出が懐かしい。。。


なーんで、こんなおセンチな事を突然書いたのかといえば、
最近のtwitterとかFacebookの隆盛にちょっと思う事があったからなのであるのだ。

近頃めっきり日記を書くというアクションを
行わなくなってしまった。
twitterやらfacebookやらで思いついた事、伝えたい事は
ほんの短時間で発信してしまっているのが大きな原因。

しかしさ、日記ではない簡便な発信方法に
なんだがずっと気持がザワザワしていたのだが
最近、その違和感がなんなのかわかったのだ。




外を眺めていたら猫が横切った。

「お!」と思い、写真を撮る。

すかさずtwitter「猫 なう」

なんともシンプルな3ステップ。
それに対してお仲間の皆さんから
「かわいい!」的なコメントが頂ける。
共感して頂いて、満足。




だいたいこんな感じでしょ?

それがね、日記だと違うわけで、
ある程度の尺にて書きたい故
そこに経験やイマジネーションを付加して
猫に対するストーリーを作るのだ。

その猫が何処からきて、どんな名前で
貸主はどんな人で、これから何処へ行こうとしているのか?
普通、よほどお馴染みの猫でなけれそんなことは知らんだろうが、
存じなければ、自分で想像してしまえばいい。

と、そんな猫の行方を想像していたら
ポンの事がふつふつと思い出されて来たのだ。

インプットは本を読んだり映画を観たり
人と話をしたり、と割と出来るのであるが
アウトプットはなかなかする機会が乏しい。
アウトプットはある意味、インプットの整理にもなるし、
30歳を過ぎると脳の海馬中枢が発達して
既存の記憶と記憶を結び付けてアウトプットする力が向上するという。
なのでその訓練をしてやらないとそれすら退化してしまうから。


気持ちのコンディションによってはネガティブに考えてしまうか知れないが
フィクションでも自分にとって都合のいい想像でもいいじゃないか?
思っていることは割と現実となったりするし。
ハッピーエンドを想像するのは楽しい。
僕はダラダラと長い文章を書いてしまうきらいがあるが
それもtwitterとかメールで表現するのには
僕はいささか誤解を与えたり、解ってもらえなかったりするからだ。


きまぐれである猫の行方は、いずこへ。。。。
【2011.08.16 Tuesday 07:37】 author : 長谷川ポエム
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ドナ ドナ 等
 
その先に漠然とした悲しさを憶えるのは
やがて訪れるであろう結末のせいでありましょうか。


売られていく子牛でおなじみのドナドナが悲しいのは
売られていくのが悲しいのではなく
売られていくのを子牛自身が知っているのが悲しいからでしょうか。


その行く末を知っているのは子牛だけではありません。

肉屋。



もう、豚がさ。
完全にあきらめムード。
「お前こうなる」
と言わんばかりに眼前にステーキ。
それはうなだれるわな。
鶏はその辺お気楽でうらやましい限り。

こんな所にもドナドナはありました。



物事はポジティブに考えたいものだが
残念ながらこれが中国に帰る道すがらだと
思える方はあまりいないでしょう。
特に右のヤツのあきらめっぷりときたら。。。。
「どうせ、俺、見世物になるんでしょ。。。」
上野のパンダを見る目もきっと変わることでしょう。
それ以前に、こんなトラックでパンダを運ぶこと自体
どうかと思います。

絶望の淵にちょこんと座りこむ様を見て切なく。
ただ、それに何をしてあげることが出来るのか、
わからずにたたずむ無力。

ただね。

ある元宝ジェンヌは
「あきらめないで!」
と啓蒙を続けていますが、
「あきらめない」というか
「あきらめが悪い」って感じは割と嫌いではないのです。
「懲りない」ってのも、中らずと雖も遠からず。

昔行ったアルカトラズ刑務所
映画にもなった海の上に浮かぶ
脱出不可能といわれる刑務所。



どこの刑務所でもある事だけど
ものすごい執念で脱獄するって話。
ここからかつて囚人が脱獄したのですよ、って。
こんな隙間からよく出たもんだと感心したものである。
でも、結局捕まってまた戻っちゃったんだよね。
で、捕まっちゃってもまたやるんだな。
確かにやらなきゃ逃げられない。偉い!


なーんか、もうダメかなー、
と思うことがあっても何とかなるもんじゃないですかねぇ。
という仮説を上記より導き出してみました。
どす黒いとばりがスルスルと下りてくると
すぐにプイッと投げ出して逃げたくなる性分の自分に
言い聞かせてやりたし。、、なぁ。


だからさ、豚さんもパンダさんも頑張れよ。
【2011.06.09 Thursday 01:45】 author : 長谷川ポエム
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ほじらずにハナクソを除去する方法
 人相学では
「鼻の大きい人はお金持ち」
とされるそうな。
同じように
「鼻の穴が大きいとお金が出て行く」
とも言われている。
僕は鼻の穴が大きい。
散財の気があるのはそのせいだ。きっと。

鼻の穴が大きいのは生まれつきか?
生まれつきそうだった記憶は曖昧。
だとすると大きくなってしまったのは人為的か。

ハナクソをほじり過ぎたか?
思い当たらんでもない。よくほじるもんな。
気づいて見れば鼻に親指も余裕で入る大人になっていた。
都会の汚れた空気が子供である僕の鼻をほじらせ、
中国の纏足の様に少し少しずつ僕の身体を変形させた。
あなおそろしや。
都会の空気が汚れると散財する、とはまるで
風が吹けば桶屋が儲かる、方式じゃないですか。

もはや親指も入る位なので手遅れなのだが
なんとかする気概位は見せておけば
お金の神様も多少は努力を認めてくれるのではないか?
と思ってみた。
少なくともこれ以上鼻をグリグリして
鼻孔を拡げるのはやめよう。
誓う。

しかしよ、鼻をグリグリするのは
ハナクソがたまってるからに他ならぬ。
結局ハナクソがたまる限りは
鼻をほじるのだ、、、、どうしよう。

答えは簡単だった。

手を使わずに鼻をほじればいいんだ。

手を使わずに鼻をほじるとは何ぞや?
それ、すなわち、風圧。
思い切り鼻から空気を吹き出して
鼻孔にこびり付いたハナクソを飛ばしてしまえばいいんだ。
便利だぜー、歩きながらフンッ!ってやれば
気になるハナクソも飛んでいくんだから。
あとは気にくわない相手に飛ばしてやれ!

深呼吸。
大きく口から息を吸い込んでー、
鼻から一気に吹き出す。
鼻の穴から心地よく風が吹く。
しかし、残念ながら鼻息が荒いだけで
ハナクソは飛んでいかなかった。

More 風圧。

鼻孔の奥をキュッと閉めてみた。
どんな面になっているのかはわからないが
自分的にはカバが水に入る前にする、あの、キュッ、だ。
その形でフーッとすると
「吹き出す」が「噴き出す」に変わった。
ブーッだ。

もう少しこの威力を可視化しようと
お風呂に入り、顔を半分出した。
効果は絶大だった。
ビシャーッと飛沫が飛んだ!
水面が揺れた!
これだ!

続けて顔面に勢いよくシャワーを浴びせ、
負けるもんか!と鼻孔をキュッとして噴き出す。
もうね、みんな見てないからアレだが
ドラゴンボールの悟空対フリーザのアレだ。
撮っていなかったのが悔やまれる。

だらし無くビショビショになった浴室で
ほら、肝心のハナクソは駆除できたのかというと。否。
むしろ子供みたいになさけなく鼻がたれているだけだった。


うむむむむむ、、、
まだまだ練習が足らぬ。
精進精進。
【2011.05.31 Tuesday 08:09】 author : 長谷川ポエム
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アンニュイな寝起きの徒然
 あまりにこのタイプの徒然を書くことは少ないのだが、起き抜けのぽやーっとした頭に、昨日飲みを早めに切り上げてすーさんがみおちゃんを上野動物園にパンダを観に連れて行く有言を実行したというツイートが投入され、何ともほっこりして、僕までやや良い気分になっている為。本当は「仏像の件」の続きを載せる順番なのだが、それは先生、絶賛編集中につき順調に遅れています。本日はなーんにも予定を入れてやらないノーフューチャーな素敵な本日。細々としたタスクをやっつけてしまわないと。マチダ氏に行こう!と言われているドリパスで4/22にやる「REDRINE」爆音再上映の申し込みをしなくちゃ。地震で所々フィギュアが倒れているでおなじみの我が家のショーケース二台、余震を警戒してしばらく放置して於いたのをそろそろ直さなくちゃ。先週安房で買ってきたサボテンを鉢に植え替えなくちゃ。今更ながら買った「FREE」が思った以上に分厚いのでせめて目次位は読まなくちゃ。こう並べてみると大したタスクはほとんどない自分の小ささにがっかり。選挙、今日のうちにいってしまうのも手だがこの自粛ムードゆえ、各人の施策がほとんどわからないので誰にしようかようわからんのです。困る。。。。来週、中村一義のリマスターベストが出る。アルバム「金字塔」はジャケが佐内正史というとボーナストラックが入っていることから珍しくアナログ盤を持っている。そのなかの「永遠なるもの」は一曲選べと問われれば迷わず選ぶ。なんて思っていたら今ベストの選曲でこの曲をチョイスしていたのは世界のナベアツだった。そうだ。スヌーピー大好きなヤツが、重タールガイでもいい。 先日のまだ購入を迷っている大瀧詠一のロンバケもそうなのだが、「リマスター」というのはどうなんでしょう?フリーが当たり前の若者が増えてきてる中で音質というファクターはパッケージ売上げ減少に対してどれほど有効なのだろうか?僕もさほど耳が肥えている訳ではないので必要ないといっては必要ないし、ロンバケに関してはナイアガラ特有のオリジナルの曲数と並ぶくらいのボーナストラックもなかったのが迷っている理由でもあるのだけど。リマスターの話とは違うのだがこないだ発売したユーミンの新作の広告コピーが「さいきんCDを買っていないなぁ、と思うあなた。これは鉄板です!」というクソみたいな内容だった。ユーミンの新作なのに、もっと買おうと思わせるシズル感のあるフレーズはないのか?鉄板って言葉が何よりユーミンというステイタスを台無しにするのに十分すぎる陳腐さだ。こないだから言いたいと思っていた事なので入れ込んでみた。 今日、雨?桜満開みたいですが、この調子だとこの一週間を振り返りながらぽわっとした感じになりそうです。それがいい。 あ、いい事をおしえてやろう。みんな大好き「ティムタム」。長方形の両端をかじって、その断面で牛乳を吸う。中が微妙に空洞になっているので吸えるのだ。そんで、そのティムタムを食べるとあんなにさくさくのティムタムが別物の様にしっとりとする。本当だぜ。 つまり僕が今日の初めて口に入れるものはティムタムで、まるで昆虫のように牛乳をチュウチュウしているって事だ。
【2011.04.09 Saturday 11:17】 author : 長谷川ポエム
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仏になる の 日
 先日、判子作家の羅久井ハナさんの個展に行って来た。



今回は仏様の印、つまり「印仏」を前面に展示。



この印仏は、もともと平安時代の人々が信仰としての仏像をお迎えしていたが
貴族ならまだしも、一般庶民はままならず、その代わりとしてこの様な印仏が
押されたものを持っていたといいます。



その後も鎌倉時代にはその印を押し続けることが修行の一つと
されたとも言われておるそうだ、
とハナさんから大体そんな感じで習いました。
間違っていたらごめんなさい。
震災後ってこともあるからね。
日本に平和と安らぎを。



って事で僕も仏様を押させて頂く。




ありがたやありがたや。
ハナさんのそれ以外のナイスなあれこれは以下に。よしなに。
http://rakui.exblog.jp/

なんて、素敵な前フリがありつつ
さらにその前の日。
自分自身が仏になるアトラクションに参加したりなんかして。

TETTAさんの主催する
「三十三間堂プロジェクト」
端的に言うと京都の三十三間堂にある千体の仏像に
なぞらえて千人の人を仏様にしちゃて
写真を撮ってバーンと並べてしまおうというプロジェクト。
プロジェクトは現在402人まで完了しており、
その中間報告として展示をしておった。



こんな感じで一人一人化粧して撮るのよ。
しかも人間の顔はアシンメトリーに対して
仏像の顔はキレイなシンメトリーなので
人間の柔和な表情が出ているらしい右側をパタリと倒して完成。

その展示の最中に「仏になる日」もぶち込ませて頂き我々は参加した。



当日の会場は3331 Arts Chiyoda、
http://www.3331.jp/
秋葉原から末広町まで行って、その先をちょいと行った所に。
昔の中学校を改修してアーティストの表現の場として公開していて、
原宿のデザインフェスタギャラリーに近くはあるが、
そこまで尖っていない感じと随所に残る学び舎の面影が
ノスタルジックに浸れる感じが良い。カフェやショップも併設。
アキバのカオスから少し足を伸ばした所にこんな施設があるとは
とてもとても不思議な感じだ。まぁ、最近は2k540 AKI-OKA ARTISAN
が出来たりとか http://www.jrtk.jp/2k540/
駅ビルもアトレになってお洒落ぶって、
そう考えるとある意味これもアキバだね。

仏志願者は四角い部屋に招集され
まず、仏像についてなどのお勉強をします。



仏像には位の高い方から「如来」「菩薩」「不動」「天部」
とあって今回君らは菩薩になるのだよ、とか
あの仏像はハンサムだぜ、とか。
セーラームーンのオリジンはこれじゃね?とか。

で、いざ、菩薩、ってんで
被る冠を「これは私のよ!」的に奪い合い



化粧はボスであるTETTAさん監修のもと慎ましやかに行われる。



そして皆無事に悟りを開いたら展示用の写真を撮る。



結果、こんなんなっちゃう。




肝心な菩薩に至るまでの過程を端折り過ぎじゃないかって?
心配すんな。それは続きでまるっとやるぜ。

なんせ長いからな!
なんせ散々だからな!

【2011.04.05 Tuesday 02:52】 author : 長谷川ポエム
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二千円 百万円 四十万円 五万円
 

つづき。




「だいたい、100万円」

歯の王様は僕がちゃんとオシャベリデキルヨウニナル費用を
眉一つ動かす事無く言った。
なんか、もうどうせいつも言っている台詞なんだろうからだろう。
しかし、僕にとっては当たり前だがだいたい100万円は
由々しき金額である。
昨日の2000円増しがなんともかわいい金額だ。
そしてだよ、さらに金額ドーン!

「今入ってる銀をね、綺麗なセラミックに入れ替えます。」
「だいたい、40万円」

藤子不二雄Aの様な展開になってきたなー、やだなー。

では今日はこの内容の記載された冊子を差し上げるので
次回今後どのようになさるかご判断下さい、って。


次回の予約は翌日。この予約の取りやすさ具合が
地震の余波ではない気がしてきたのは気のせいだろうか?

で、翌日。
本日の担当医師は「野武士」。
野武士は当然、昨日の歯の王様のご信託への
反応を伺った。
こんな時にこんな事を理由にするのは
なんか本当に申し訳ないのだが
これがやはり一番有効でもっともな回答であるので
使わせて頂いた。
「流石に、この不景気な上にこの有事。たしかに
歯並びから来る疾患の恐ろしさも解り
僕自身もどうにかしたいと思いましたが、
今はとりあえず通常の治療にてお願いしたい。
これからの人生まだ長いです。それを考えて
いつかは必ずお願いしたい施術であると思っています。
そうですね、ボーナスが出てからですね。」
すると野武士は一言、そうですか、了解しました。
と言って、刀を鞘に納めた。
ああ、良かった。解ってくれた。良かった。

「えー、では今削った所の治療を進めさせて頂きます。」

そういって野武士は治めた刀の代わりに冊子を取り出した。
「通常、詰め物として今他の歯に入っているような銀を
使用いたしますが、こちらは劣化など起こす可能性があり
あまりおすすめいたしません。」
詰めた銀の末路みたいな写真が目の前にあった。
その次のページには素敵な歯が並んでいた。
「金、プラチナ、セラミック、ハイパーセラミック。」

「でも、、、、お高いんじゃ?」

「だいたい5万円」

もう、余計な言い訳なんていらない。
「普通でお願いいたします。」

二千円 百万円 四十万円 五万円
この三日で提示された額は総額1,452,000円也。

受け付けで、綺麗にネイルアートした綺麗なお姉さんが
次回の予約のスケジュールを確認するのに
ポワッとしていたのかなんか支離滅裂な事言ってて、
挙句「あ、間違っちゃいました、ゴメンなさい。
内緒にしといて下さいね。」と言ってテヘ!とした。
通常であればテヘ!に対してムヒ!となるかも知れないが
正直1,452,000円のショックが大きかったせいもあり、
変なリップサービスとかいらない、と思った。

あと、一回行けば銀入れておしまいだ。
後から郷原さん情報で得た。
「あの歯医者、超セレブ歯医者。」
やはり地元の適当な歯医者が
適当な僕には身の丈があっているのだ。

一週間後。
本日の担当「ジュリアナ」によって
酢豚にやられた歯はいずれ劣化して悲惨な末路を
たどるとおススメされた銀が詰められた。

「これで治療は終了しましたので、また何かあれば
いらして下さい。お疲れ様でした。」

と、ジュリアナは言ってくれるのだろうと
信じ込んでいた。ここまでの一部始終を
皆に「乗り切りました!」と伝える事ができると
考えていた。

のだが。
「えっとぉ、じゃあ次回は下の歯の銀の中に
虫歯があるみたいなのでそちらを治療いたします。」












ああああああああああぁあああああああああああぁあああ

【2011.03.28 Monday 02:21】 author : 長谷川ポエム
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